2.2. WinDIA ファイルの読み込み・保存

  OuDia では、WinDIA形式のファイル(.dia)を読み込むことができます。また、編集したデータを WinDIA 形式のファイルに保存することもできます。

2.2.1. WinDIA形式ファイルの読み込み

1. メニューコマンド [ファイル]→[開く] を選択してください。

・・・ [ファイルを開く] ダイアログが開きます。

2. [ファイル名] に、 WinDIA 形式のファイルのファイル名を指定して [OK] を押してください。

◎WinDIA 形式のファイルを読み込む場合の制限

WinDIA 形式のファイルを読み込む場合、以下の制限があります。

1.列車ごとの列車線の色

 WinDIA では、列車種別毎の列車線の色の設定とは別に、個別の列車に色の設定を行うことができます。 OuDia では、個別の列車に色の設定を行うことはできません。
 OuDia は、WinDIA 形式のファイルを読み込むときには、列車ごとの列車線の色の設定を無視します。

2.2.2. WinDIA形式のファイルに保存

1. メニューコマンド [ファイル]→[名前をつけて保存] を選択してください。

・・・ [名前をつけて保存] ダイアログが開きます。

2. [ファイル名] に、拡張子が .dia のファイル名を指定して [OK] を押してください。

◎ WinDIA 形式のファイル(.dia) に保存する場合の制限

データを WinDIA 形式のファイルに保存する場合、以下の制限があります。

1.ダイヤの数の制限

OuDia では、1つの路線上に複数のダイヤ(『平日』と『休日』など)を作成することができます。 WinDIA では、1つのダイヤしか作成することができません。

  OuDia で複数のダイヤを作成して、そのデータを WinDIA 形式のファイルに保存しようとすると、[保存するダイヤの選択] ダイアログが開きます。


(図:[保存するダイヤの選択]ダイアログ)

 ここで、ファイルに保存するダイヤを1つだけ選択して [OK] を押してください。

2.列車種別の数の制限

OuDia では、列車種別は無制限に(メモリの許す限り)作成することができます。これに対して、 WinDIA では、列車種別の数は24に制限されています。

 24を超える列車種別を持つ路線データを、 WinDIA 形式のファイルに保存することはできません。

3.列車種別の文字色の設定

OuDia では、列車種別毎に、『列車線の色』と『文字色』を設定することができます。WinDIAには、列車種別毎の『文字色』の設定はありません。

 WinDIA 形式のファイルには、列車種別毎の『文字色』の設定は書き込まれません。

4.列車種別の略称の文字数

OuDia では、列車種別の『略称』の長さは、半角6文字(全角なら3文字)に制限しています。これに対し、WinDIAでは、『略称』の長さは、半角4文字分(全角2文字)までに制限されています。

 半角4文字分以上の略称を持つ列車種別がある場合、そのデータを WinDIA 形式のファイルに保存することはできません。

5.色数

OuDia では、列車線や文字の色は、R・G・Bそれぞれに256階調を設定できます(ただし、実際に表示可能な色の数は、ディスプレイアダプタによって制限されます)。
  WinDIA では、色はあらかじめ決められた16色からの選択となります。

 WinDIA 形式のファイルに保存する際は、列車種別ごとの線の色は、 WinDIA で使用可能な16色のうち、なるべく近い色を選んで保存します。

6.[駅] の [境界線] プロパティ

 OuDia では、[駅]のプロパティとして[境界線]項目がありますが、WinDIA にはありません。

 WinDIA 形式のファイルには、この設定は書き込まれません。

7.[駅時刻][駅扱] プロパティの選択肢 [経由なし]

 OuDia では、列車の[駅時刻]の[駅扱]プロパティの選択肢に[経由なし]があります(時刻表ビューでは || が表示されます)。WinDIA には、この選択肢はありません。

 OuDiaは、WinDIA 形式のファイルに保存する場合、[経由なし]となっている駅時刻を[通過]に置き換えます。


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