3.8.9. 駅時刻


 列車の駅時刻を設定できます。


[駅扱]

その駅での扱いを指定してください。

[運行なし] 列車は、この駅では運行されません。始発駅の前、終着駅の後は、この属性になります。
[停車] 列車は、この駅に停車します。
[通過] 列車は、この駅を通過します(運転停車は、[通過]に含めます)。
[経由なし] 列車は、この駅では運行されません。[運行なし]と同じですが、時刻表での表示は『他線経由』を示す "||" となります。

[時刻の繰上げ・繰下げ]

 駅時刻を修正した場合の動作の指定です。駅時刻が空のところに入力を行う場合には、この選択には効果がありません。

ON:
このダイアログ上で駅時刻を変更すると、OuDiaは以後の駅時刻すべての繰上げ・繰下げを実行します。
また、このダイアログの[着時刻]を変更すると、OuDiaは[発時刻]の繰上げ・繰下げを実行します。
OFF:
このダイアログ上で駅時刻を変更しても、他の駅の駅時刻は変更されません。

[着時刻]

その駅での着時刻を指定してください。時刻の書式は、24時間制で、"000"〜"2359" の範囲です。

[発時刻]

その駅での発時刻を指定してください。時刻の書式は、24時間制で、"000"〜"2359" の範囲です。


補足

1. [着時刻]・[発時刻]は、[駅扱]によって、入力する必要があるかないかが変わります。

(1) [駅扱] が[運行なし] の駅

  [着時刻]か[発時刻] へ時刻を入力すると、駅扱は自動的に[停車]に変わります。
※ [駅扱]が[停車]に変わるのは、時刻入力後にフォーカスが移動したときか、 [OK] ボタンを押したときです。
 ただし、[駅扱]を[運行なし]以外から[運行なし]に切り替えた場合は、 [着時刻]・[発時刻] への時刻入力はできません。

(2) [駅扱] が[停車] の駅

 [着時刻] ・ [発時刻] の両方を指定することができます。

 [着時刻] ・[発時刻]のうち、一方を『指定なし』(空欄)にすることもできます。
 着時刻は分からず、発時刻だけが分かっている場合は、 [着時刻] は空欄にしたまま [発時刻] のみを入力してください。

※  [着時刻]・[発時刻]両方を『指定なし』にすることもできますが、この場合はダイヤグラムが正しく描画されません。

(3) [駅扱] が[通過] の駅

  [着時刻] ・ [発時刻] どちらも、時刻の入力は任意です。
 通過駅では、通常は、 [着時刻] ・ [発時刻] どちらも入力する必要はありません。

 運転停車を行う駅では、[駅扱] を [通過] にしたうえで、 [着時刻] ・ [発時刻] を入力してください。
 また、通過駅に [発時刻] だけを入力することにより、ダイヤグラム上の列車線(スジ)を微調整することができます。

(4) [駅扱] が[経由なし] の駅

  [着時刻]・[発時刻] への入力はできません。

2.  [時刻の繰上げ・繰下げ]がONの場合、[駅時刻]ダイアログの [着時刻] ・ [発時刻] 両方のエディットボックスに時刻が設定されている状態で、 [着時刻] に設定されている時刻を変更すると、 [発時刻] に設定されている時刻は [着時刻] の変更に合わせて自動で繰上げ/繰下げになります。

※ [発時刻] が変わるのは、フォーカスが [着時刻] テキストボックス以外([発時刻]など)に移動したときか、 [OK] ボタンを押したときです。

3.  [着時刻]・[発時刻] エディットボックスには、時刻の時と分を "000" 〜 "2359" の形式で入力するのが原則です。しかし、時を省略して分だけを入力することもできます。 OuDia はこの場合、前の駅の時刻をもとに、時を補完します。

※ 分のみを入力する場合は、"00" 〜 "59" の形式で、数字を2桁で入力してください。0分から9分までの場合も、十の位に "0" を添えた "00" 〜 "09" の形式で入力しないと、時の補完の機能は働きません。

※ 始発駅の駅時刻に対しては、時の補完ができないため、この機能は働きません。

※ 補完が行われるのは、 フォーカスがダイアログの他のコントロールに移動したときか、 [OK] ボタンを押したときです。


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