1.上海リニア 430km/h 運転の列車は少ない


 2019年8月9日、私は上海・浦東空港のリニアモーター駅(磁浮駅)にやってきました。上海リニアに乗るのは初めてです。時速400km/h長の体感とはどんなものなのだろう?と私は期待を持ちつつ切符売り場の掲示を一読していましたが・・・

 切符売り場の掲示によれば、時速430km/hで走行する列車は、9時台・10時台・15時台に発車する列車だけ。ほかは時速300km/hなので、新幹線より遅いことになります。なんじゃそりゃ・・・

 帰国後改めてネットを検索してみました。しかし、上海リニアの乗車記は数多いですが、この事実を記したものは少ないですね。

 今日の予定が上海泊なら、15時台まで待ってでも430km/h列車に乗っていたと思いますが、残念ながら今回は先の予定(虹橋空港に移動して国内線航空機に乗り継ぎ)があったため、すぐに300km/hの列車に乗ることになりました。

 実際乗った感じは、最近の新幹線とよく似ていて、いたって静か。並行する地下鉄や高速道路が見えるところでは速さを感じますが、非日常的な乗り物という感じはしませんでした。それでいて、大阪〜神戸間に相当する30kmをたったの8分で走ってしまうのは、やはりすごいなと思いました。


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