2.1.2.6 列車の入力


『時刻表ビュー』に、列車を入力します。

2.1.2.6.1 『時刻表ビュー』を開く

[路線ビュー]の[下り時刻表]か[上り時刻表]アイコンをクリックしてください。

・・・ 『作業領域』に、『時刻表ビュー]が現れます。


(図:時刻表ビュー)

2.1.2.6.2 時刻を追加

1. 『時刻表ビュー』のフォーカスセルを、一番右・一番上の[列車番号]行に移してから、メニュー[時刻表]→[列車のプロパティ]を選択してください。

・・・ [列車のプロパティ]ダイアログが開きます。

快速 『時刻表ビュー』のフォーカスセルが一番右・一番上の[列車番号]行にある状態で、 [Ctrl]+[Enter] キーを押しても、同じ効果があります。

快速 『時刻表ビュー』の一番右・一番上の[列車番号]行をダブルクリックしても、同じ効果があります。

快速 『時刻表ビュー』のフォーカスセルが一番右・一番上の[列車番号]行にある状態で、キーボードから列車番号の入力を開始することができます。

快速 『時刻表ビュー』のフォーカスセルが[列車種別]にある状態で、キーボードから"0"〜"9" の数字キーを押すことにより、その列車の列車種別を指定することができます。

2. [列車のプロパティ]ダイアログに、列車の情報を入力してください。


(図:列車のプロパティ)

[列車のプロパティ]の項目には、以下のような意味があります。

[列車番号] 列車番号を指定してください。なければ空欄でかまいません。
[列車種別] 列車種別を、ドロップダウンリストから選択してください。
[列車名] 列車の愛称名と号数を入力してください。なければ空欄でかまいません。
[備考]

『時刻表ビュー』の最下段の[備考]欄に表示するテキストを指定してください。なければ空欄でかまいません。

[空行] チェックすると、時刻表に空行を挿入します。列車のデータを入力する場合は、チェックしないでください。

3. [列車のプロパティ]ダイアログで、列車の情報の入力が終わったら、[OK] ボタンを押してください。

・・・ [列車のプロパティ]ダイアログが消えます。『時刻表ビュー』に、入力した列車の情報が追加されます。

4.  フォーカスセルを、追加された列車の始発駅の位置に移動してください。

5.  メニュー[時刻表]→[駅時刻のプロパティ]を選択してください。


(図:時刻表ビュー この例では、始発駅は小浜です)

・・・ [駅時刻]ダイアログ が開きます。

快速  『時刻表ビュー』の、編集したい時刻のセルをダブルクリックしても、同じ効果があります。

快速  編集したい時刻のセルにフォーカスセルを移動させた状態で、キーボードから時刻入力を開始することができます。

6. [駅時刻] ダイアログに、その駅の時刻情報を入力してください。


(図:駅時刻ダイアログ)

[駅時刻]ダイアログの項目には、以下のような意味があります。

[駅扱] その駅での扱いを指定してください。
[運行なし] 列車は、この駅では運行されません。始発駅の前、終着駅の後は、この属性になります。
[停車] 列車は、この駅に停車します。
[通過] 列車は、この駅を通過します(運転停車は、[通過]に含めます)。
[経由なし] 列車は、この駅では運行されません。[運行なし]と同じですが、時刻表での表示は『他線経由』を示す "||" となります。
[駅時刻の繰上げ・繰下げ] 駅時刻を修正した場合の動作の指定です。
駅時刻が空のところに入力を行う場合には、この選択には効果がありません。
ON:
このダイアログ上で駅時刻を変更すると、OuDiaは以後のすべての駅時刻の繰上げ・繰下げを実行します。
OFF:
このダイアログ上で駅時刻を変更しても、他の駅の駅時刻は変更されません。
[着時刻] その駅での着時刻を指定してください。時刻の書式は、24時間制で、"000"〜"2359" の範囲です。
[発時刻] その駅での発時刻を指定してください。時刻の書式は、24時間制で、"000"〜"2359" の範囲です。

 [着時刻]・[発時刻]は、[駅扱]によって、入力する必要があるかないかが変わります。

(1) [駅扱] が[運行なし] の駅

  [着時刻]か[発時刻] へ時刻を入力すると、駅扱は自動的に[停車]に変わります。
※ [駅扱]が[停車]に変わるのは、時刻入力後にフォーカスが移動したときか、 [OK] ボタンを押したときです。
 ただし、[駅扱]を[運行なし]以外から[運行なし]に切り替えた場合は、 [着時刻]・[発時刻] への時刻入力はできません。

(2) [駅扱] が[停車] の駅

 [着時刻] ・ [発時刻] の両方を指定することができます。

 [着時刻] ・[発時刻]のうち、一方を『指定なし』(空欄)にすることもできます。
 着時刻は分からず、発時刻だけが分かっている場合は、 [着時刻] は空欄にしたまま [発時刻] のみを入力してください。

※  [着時刻]・[発時刻]両方を『指定なし』にすることもできますが、この場合はダイヤグラムが正しく描画されません。

(3) [駅扱] が[通過] の駅

  [着時刻] ・ [発時刻] どちらも、時刻の入力は任意です。
 通過駅では、通常は、 [着時刻] ・ [発時刻] どちらも入力する必要はありません。

 運転停車を行う駅では、[駅扱] を [通過] にしたうえで、 [着時刻] ・ [発時刻] を入力してください。
 また、通過駅に [発時刻] だけを入力することにより、ダイヤグラム上の列車線(スジ)を微調整することができます。

(4) [駅扱] が[経由なし] の駅

  [着時刻]・[発時刻] への入力はできません。


7. [駅時刻]ダイアログで、時刻の情報の入力が終わったら、[OK] ボタンを押してください。

・・・ [駅時刻]ダイアログが消えます。『時刻表ビュー』に、入力した時刻が表示されます。

8.  フォーカスを次の駅に移動しながら、 5.〜7. を繰り返して、終着駅までの時刻を入力してください。

9.  1.〜8. を繰り返して、列車のデータを順次入力してください。

※ 列車の入力についての補足の項も、参照してください。


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