[駅] の [境界線] プロパティと、[駅時刻][駅扱] プロパティの選択肢 [経由なし] を使うことにより、支線が分岐する路線データを構成することができます。
ここでは、近鉄内部・八王子線を例にして、この手順を紹介します。
※ この路線データは、OuDiaのサンプルファイルとして同梱しています(参照:サンプルデータファイル)
(図:時刻表ビュー)
(図:ダイヤグラムビュー)
※ この例で使用している近鉄内部・八王子線の『路線ファイル』は、サンプルとして同梱しています。ファイル名は utsube.oud です。
説明にあたっては、
と表記します。
駅ビューでは、以下の設定を行ってください。
1. 本線起点(近鉄四日市)から分岐駅(日永)までの駅を入力してください。
属性は何でもかまいません。
2. 分岐駅(日永)では、以下の属性を指定してください。
[駅時刻形式]:[発着]
[駅規模]:[主要駅]
[境界線]:なし(チェックOFF)
3. 分岐駅(日永)から支線の終点(西日野)までの駅を入力してください。
途中の駅の属性は何でもかまいません。
4. 区間Bの終点(西日野)には、以下の属性を指定してください。
[駅時刻形式]:[下り着時刻]
[駅規模]:[主要駅]
[境界線]:あり(チェックON)
5. 区間Bの終点(西日野)の次に、区間Cの起点として、分岐駅(日永)を設定してください。
この駅には、以下の属性を指定してください。
[駅時刻形式]:[上り着時刻]
[駅規模]:[主要駅]
[境界線]:なし
これ以後は、区間Cの各駅を終点(内部)まで入力してください。
属性は、何でもかまいません。
(図:駅ビュー)
ここでは、下りの時刻表ビューをもとに入力方法を説明します。
上りの場合も同様の入力方法になります。
区間A・区間Bの各駅に、駅時刻を入力してください。
区間Cの各駅の駅時刻はすべて [駅扱] を [運行なし] としてください。
区間Aの起点と途中各駅に駅時刻を入力してください。
分岐駅(日永)では、区間Bの起点側(上の『日永』)の[着時刻]に、分岐駅の着時刻を入力してください。[発時刻]は空欄としてください。
分岐駅(日永)の発時刻は、区間Cの起点(下の『日永』)の[発時刻]に入力してください。
区間Bの途中駅・終点の駅時刻はすべて [駅扱] を [経由なし] としてください。
区間Cの各駅に、駅時刻を入力してください。