台湾のローカルバス

　台湾の中長距離ローカルバスは、前面に大型のLED行先表示機を掲げたハイデッカー車体(日本の観光バス車のような、床の高いタイプ)の車両が主体です。街中を走る姿は非常に目立ちます。

　台湾の中長距離ローカルバスの運賃収受方式は、以下のとおりです。

• 切符売り場のあるバスターミナルから乗車する場合は、切符売り場で乗車券を購入し、前扉から乗車。乗車時に運転手に切符を提示。
• 切符売り場のないバス停から乗車する場合は、前扉で運転手に行先を申告し、乗車券を購入して乗車。小額のおつりはもらえます。
• 一部のバス停では、付近の商店で乗車券を売っています。この場合は、バス停看板に、その旨の掲示があることもあります。

　多くのバスでは、日本のような次駅自動放送・LED表示機による次駅案内があります。このため、下車駅の名前がはっきり分かっている場合は、降りそびれる心配は少ないと思います。
　次の停留所が近づいたら、早めに降車準備をして出口付近に移動するほうがよいでしょう(降りる気を示さないと、通過されてしまうおそれがあります）。

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