フルカSL登山鉄道は、スイスのフルカ峠で運転されている鉄道です。
この路線は、トンネル経由の新線の開通によって不要になった旧線を、SL運行の観光鉄道として復活させたものです。日本の嵯峨野観光鉄道に似た成り立ちの鉄道です。
ローヌ氷河をはじめとした恵まれた車窓風景の中を行く、ラック式のSL列車の旅は、人気があります。
そのフルカSL登山鉄道は完全予約制です。予約はフルカSL登山鉄道のWEBサイトからできます。
http://www.dfb.ch/ からリンク [Dampfbahn]-[Reservation] を辿ります(今シーズンの運行はすでに終了しています)。
僕がフルカSL登山鉄道への乗車を計画し始めたのは、2013年の6月上旬でした。予約サイトでは日ごとの空席状況が分かるようになっていますが、この時点で既に、8月のお盆休みの金・土・日の残席数は少なく、満席の列車もちらほら。こんなに人気があるとは思わなかった、というのがこのときの感想でした。