CHAPTER 1−メルボルン市街

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 2001年4月24日、私が今いるのはオーストラリアのメルボルンである。

 メルボルンは市電のある街だ。市電を乗り歩いての市内観光は楽しいものである。
・・・となるはずだったのだが、メルボルンに着いてからというもの2日続けて雨に見舞われており、とても市内観光どころではない。まあ、私にとっては市内観光などはどうでもいいのだが、メルボルンにいられるのはあと1日。明日はぜひとも雨がやむことを祈るばかりである。明日は郊外の、自然の豊かなところに行く予定であるからだ。

 ・・・といったことを考えているうちに、2日目の夕方になってやっと雨がやんだ。メルボルン一高い「リアルトタワー」の展望台から夕陽のメルボルン市街を眺めていると、何とも救われたような気分になるのであった。


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