バスに乗る場合は、バス発車時刻前に、バスターミナルのカウンターでチェックインをする必要があります。前売りの乗車券を持っている場合でも、チェックインは必要です。
前売りのバスの乗車券には、座席の指定は行われていません。チェックインのときに、座席の割り当てを受けます。これは、シートアロケーション Seat Allocation と呼ばれています。ちょうど、飛行機のチェックインに近いイメージになっています。
乗り継ぎを行う場合、シートアロケーションは、そのターミナルから乗るバスに対してだけ行われます。乗り継ぎ地点では、改めてカウンターに行って、次に乗るバスのシートアロケーションを受けなくてはなりません。
大きな荷物は、チェックイン時にカウンターに預けることになります。チェックイン時に預けた荷物に関しては、途中で乗り継ぎを行う場合、バス会社の側で積み替えてくれます。荷物を預けたときには引き換えタグを受け取ります。このタグには荷物の行先が書かれていますが、その行先が最終目的地になっているかどうかを確認してください。
バスの車内は、冷房が効きすぎている場合があります。寒いときに着るための上着を一着持ち込むことをお勧めします。
バスは、数時間毎にトイレ休憩、食事時間帯には食事休憩が取られます。トイレ休憩の頻度は多くはないので、休憩時は極力トイレには行っておくことをお勧めします。
大陸を走るバスなので、都市圏を出ると、あとは自然のままの大地が続きます。食事休憩も、原野や砂漠の真っ只中に食堂・ガソリンスタンドがぽつんとあるだけ、ということが多いようです。
このため、車窓風景は単調で、乗車中は結構退屈するかもしれません。暇つぶしのサービスとして、ほとんどのバスにはテレビが搭載されていて、ビデオの上映が行われることもあります。
多くのバスは夜行運転になりますが、夜間は車内の照明はほとんど消されて、真っ暗になります(座席ごとの読書灯はあります)。また、夜間はトイレ休憩の頻度も減ります。