オーストラリアでは、鉄道がカバーしている区間はそれほど多くはありません。また、鉄道が走っている区間であっても、列車の本数は少なく、便利とはいえません。
このため、オーストラリアの陸上長距離移動には、鉄道よりも長距離バスがよく使われます。現在、オーストラリアでは「マカファティーズ McCafferty's」・「グレイハウンド・パイオニア Greyhound Pioneer」の2つのバス会社が全豪にネットワークを持っています。
ほとんどの都市では、バスターミナルは両社共通になっています。このため、車両や切符のデザイン以外に両社の違いを意識することはほとんどありません。
ただし、上記2社がオーストラリアの隅々まで走っているわけではありません。地方に行くと、地元の長距離バス会社が路線を運行している場合もあります。
ここでは、主にマカファティーズ・グレイハウンドの利用方法について説明します。