2.3.3. 連続入力モード


 『連続入力モード』は、列車の駅時刻を少ないキー操作で入力するモードです。
 列車の駅時刻を、始発駅から終着駅に向かって1駅ずつ入力する場合にのみ使用できます。

1. まず、列車の始発駅の時刻を、[駅時刻]ダイアログを使った通常の方法で入力してください。

参照:『基本的な使い方』の『2.1.2.6 列車の入力
参照:『駅時刻

2. フォーカスセルを、列車の始発駅の次の駅に移動してください(『フォーカス移動モード』が『フォーカス下移動モード』の場合には、始発駅の時刻を入力した時点で、フォーカスセルは次の駅に移動しているはずですので、この作業は不要です)。

3. メニューコマンド [駅時刻]→[連続入力] を選択してください。

・・・ 時刻表ビューは、『連続入力モード』に変わります(『連続入力モード』中は、ウインドウ下部のステータスバーに[連続入力モード]と表示されます)。
 OuDia はフォーカスセルのある位置に、時刻の『時』だけを表示します。

4. 『連続入力モード』になっている間は、時刻の『分』の値を "00" 〜 "59" の範囲でキー入力するだけで、時刻の入力ができます。時の入力は不要です。
 分を入力すると、フォーカスセルは、下に移動します(『連続入力モード』中は、フォーカス移動モードが『フォーカス右移動モード』であっても、下へ向かっての移動になります)。

※ 『分』を1文字(10の位だけ)入力した状態で[BackSpace] キーを押すと、入力を訂正することができます。
 フォーカスセルの位置に『分』の入力を行っていない状態で [BackSpace] キーを押すと、フォーカスセルは前の駅に移動します。これにより、直前の駅の入力を訂正することができます。
 どちらの場合も、『連続入力モード』は継続します。


5. 路線の終着駅への時刻入力が終わると、『連続入力モード』も自動的に終了します。
 メニューコマンド [駅時刻]→[連続入力] を選択すると、任意の駅で『連続入力モード』を終えることができます

快速 [Esc] キーを押しても、同じ効果があります。


◎ 『連続入力モード』中は、数字キーと[BackSpace] キー以外に、以下のメニューコマンドが使用できます。

[駅時刻]→[連続入力]

 『連続入力モード』を終えることができます(Esc キーを押しても、同じ効果があります)。

[駅時刻]→[時刻消去]

 フォーカスセルのある位置の駅時刻を削除します。
 [駅時刻] ダイアログで、 [着時刻] もしくは [発時刻] を空欄にするのと同じ効果があります。
 [駅扱] が [通過]・[経由なし] の駅でこの操作を行った場合、[駅扱]は[運行なし] に変わります。

[駅時刻]→[通過]

 フォーカスセルのある位置の駅時刻を、[通過]にします。
 [駅時刻] ダイアログで [駅扱] を[通過]に変更するのと同じ効果があります。
 『連続入力モード』はそのまま継続します。

[駅時刻]→[経由なし]

 フォーカスセルのある位置の駅時刻を、[経由なし]にします。
 [駅時刻] ダイアログで [駅扱] を[経由なし]に変更するのと同じ効果があります。
 『連続入力モード』はそのまま継続します。

【補足】 フォーカスセルが、 [駅時刻形式]が[発着]表示の駅の発時刻にある場合、[経由なし]を選択しても、その駅の駅時刻を[経由なし]に変更しません。


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