シンガポールのTRAIN SYSTEM MAP を見ると、MRT網に混ざって、LRTの路線があります。Bukit Panjang LRT は、そんな路線の一つです。これに試乗すべく、ブキッパンジャン駅にやってきました。
https://www.lta.gov.sg/content/ltaweb/en/public-transport/mrt-and-lrt-trains/train-system-map.html
ここのLRTは路面電車ではなく、高架軌道上を、無人運転の小型電車が走るというものです。日本では新交通システム・韓国では軽電鉄に分類される乗り物です。
電車はマンション群の間をすりぬけるように走ります。運転間隔は6分毎で、待たずに乗れます。
電車に乗っていると、走行中に突然、窓ガラスが曇ることがあります。どうやら、マンションの建物に近づくと、プライバシー保護のために、自動的に窓ガラスが曇るような仕組になっているようです。
日本にはない仕組なので、興味深いものでした。日本ではこのような場合、線路に衝立を立ててプライバシー対策にすることが多いようです。ここのLRTは路線の長さが短くて、車両の数が少ないため、このような方式が採用できたのでしょう。