3. 2013年8月16日-フルカ峠越えの路線バスに乗車


 2013年8月16日8時30分、私の乗ったポストバス・オーバーワルト(Oberwald)ゆきは、アンデルマットの駅前を出発しました。

 バスは、急坂、急カーブを繰り返して、どんどん山を登っていきます。左手の谷のはるか下のほうに、のちほど乗車するフルカSL登山鉄道の線路を見下ろすようになります。バスはアンデルマットを出た時点では、ハイキング客・サイクリング客を主体とした6割ほどの乗車率でしたが、沿道はハイキングコースが豊富なようで、乗客は山の中のいろんなバス停でポツポツと下車していきます。


 9:30頃、バスは坂を上りきったところにある Belvedere Furka に到着。バスはここで9:50 まで休憩となります。ここには展望台・休憩所もあり、ローヌ氷河を望むことができます。
 バスはここからは下り坂となります。ここからは右手にローヌ氷河、右下に氷河からの清流、それにフルカSL登山鉄道の線路も眼下に見えるという絶景区間が続きます。


 10:05、バスは坂を下りきったところにあるグレッチ(Gletsch)に到着。ここは、フルカSL登山鉄道の駅と観光案内所・それにホテルが数軒あるだけの小さな町ですが、氷河が見える町なので、観光客の拠点になっています。ここで私もバスを途中下車しました。



 グレッチ(Gletsch)には、11:55に朝のSL列車がやってきます。SL列車が来る時間が迫ると、グレッチ駅の周りにはカメラを持った観光客が集まってきました。やってきたSL列車も満席の盛況で、小さなグレッチの里は一気に賑やかになりました。





 12:00に、フルカSL登山鉄道のSL列車はスイスらしく定刻どおりに発車しました。それを見送った私は、次のバスに乗ってオーバーワルト(Oberwald)に行きました。

 オーバーワルトからは、マッターホルン・ゴッタルト鉄道で、フルカSL登山鉄道の起点駅であるレアルプ(Realp)に向かいます。オーバーワルトからレアルプまでは、峠越えのバスだと1時間23分、SL列車は2時間10分。それがマッターホルン・ゴッタルト鉄道なら、トンネルを走り抜けて21分で着いてしまいます。

   
マッターホルン・ゴッタルト鉄道のオーバーワルト〜レアルプ間では、自動車を載せてトンネルを抜けるカートレインが運行されています 

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