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メヒカリ バスストップ |
私の乗っているバスは、座席は2列−2列だが、リクライニング角度はそこそこあって結構快適である。しかも、今日は結構暑いが、車内は冷房が効いている。緊張が解けたところに快適さ・それと時差ぼけも加わって、私は真昼だというのにうとうとしてしまった。ティファナ〜メヒカリ間には山越えがあり、部分的には素晴らしい車窓風景が脳裏に残っているのだが・・・。
メヒカリには16時3分到着、16時40分発。メヒカリから先は、平坦な車窓風景が淡々と続いた。街と街の間の数時間は、建物らしい建物が全くない乾いた大地の上に、カーブのほとんどない道路がひたすら続く。夜になると、車のライト以外は明かりのない道のりがひたすら続く。
翌朝、バスはロスモチスに到着した。手持ちの腕時計は7時50分を指しており、ティファナからの所要時間は18時間50分。しかし、実はティファナとロスモチスとの間には時差が1時間あるため、正確な到着時刻は8時50分である。が、メキシコの市街地には時計がないため、このときは時差に気が付いていなかった。
ロスモチスのバスターミナルは市街地の中にあり、市中心部までは歩いて行くことができた。バスターミナルから市中心部までの交通機関に悩まなくて済んだのは有難かった。
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